2013年03月21日

お米につく虫

年々気温が上がって温暖化になっています。
お米の保存で気温が上がってくると気をつけたいのがお米につく虫です。
近頃では温暖化のせいか、発生する時期が長くなってきているような気がします。
お米につく虫で代表的なのが…コクゾウ、コナナガシンクイ、コクヌストモドキ、ノシメマダラメイガと言われています。
中でも一般的によく目にするのが黒い象のようなクチバシを持ったコクゾウです。
コクゾウは、硬いクチバシ(象の鼻のようなクチバシ)を持った虫でその口で米に穴を開けます。
このコクゾウは、高温多湿の場所を好むので家庭の台所というのは、水気もあり熱もあるのでコクゾウ好み場所となります。
このコクゾウ好みの場所にお米を置いておくとまさに格好のターゲットとなります。
お米につく虫の被害を防ぐには、できるだけ風通しがよく熱のこもらない場所にすると良いです。
よく言われているのが、床下収納などが温度を低く保たれるので良いと言われますが、最も良いオススメの場所は、冷蔵庫の中が一番の場所と言えます。
夏場の精米したお米の品質保持期間は約2週間と言われていますが、冷蔵庫の中に入れておくと品質保持期間も比較的長くなります。
冷蔵庫のような低温な場所は、虫除けのみならず品質保持という観点からもお米の保存に絶好の場所といえます。

また、お米を入れておく容器の問題もあります。
私もお米を配達していてお客様から虫がわいたと聞いてお米を入れている容器を見て見ると共通してガチャっと押すと一定量のお米が出てくる米びつをお使いの方が圧倒的に多いです。
あれは、中に米の糖質などが溜まりやすくなかなか奥の細かい所までお掃除ができません。
できれば、プラスチックでできた透明で中がいつも見えて密閉できるふたが付いたすぐに洗えるような容器がオススメです。(こちらの方が米びつに比べて断然安くそして虫が発生しにくいです。)

いつも中が見える、ふたが付いた透明な容器を清潔に保ち、風通しの良い温度の上がりにくい場所、できれば冷蔵庫の中で保存するのが暖かい時期でのオススメのお米の保存方法です。

今からだんだんと暖かい時期になっていきますのでどうぞお試し下さい♪
posted by 渡辺誠一郎 at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | お米について
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